ローリング族??ってなんぞや?の話


これはぼくがまだJOGに乗っていて、NAO君がZXR250を買いたての頃の話です。

その頃ぼくはまだ原付だったけど、よくNAO君と一緒にツーリングにいっていました。
たまにZXRを借りて乗ったりもしていました。(○免許で…)

京都の嵐山に行った帰りの峠道です。
夜も遅くなり、山の中は真っ暗闇でした。

NAO君はちょっととばしぎみだったのかもしれません。
ぼくは原付だったのですが、次の右コーナーごしに左コーナーのNAO君がふくらんでいって、
対抗斜線の右車線の端っこギリギリ走っているのが見えました。

この道は亀山と嵐山と繋ぐものすごく交通量の少ない道の為、
道路の端にはエンセキもなく、すぐに30cmくらい下がってから土になっていました。
ぼくもNAO君もこの時はまだ、事故の経験もないし、見た事もなかったのでカナリ焦りました。
うしろから見ていると、もう少し左にバイクを倒せば耐えれるぞぉ!
などと勝手な事を思っていたんですが、NAO君ははみだして吹っ飛んでしまいました。

ぼくはスゴイ光景を目にしました。

フロントから30cm下へ落ちたZXRが前方へ2回転!!!!
NAO君が生きとんか、ほんまに心配でした。

しかーーし!
NAO君は普通に、
「いってぇぇ〜」とか言いながらムクっと立ち上がりました......

いってぇーって、えっ!?それだけ?
出血は?骨折は??

頑丈なNAO君は、ボッロボロになったZXRとは関係なかったかのように無傷!
「いって〜っておかしいで!!バイク縦に2回転しとんねんで!」

まぁ、NAO君は体がものすごく硬いんだけど、ここまで硬くできていたとは…
「まぁでも、無傷でよかったなぁ〜」というと

NAO君は
「無傷ちゃうで!ほら見てみ!!」
と、ちょろーっとこすった腕を見せていました…
いや〜、人間はなかなか丈夫に出来てるものです。

ちょっと落ち着いて、バイクを引き起こしました。
ダメモトで爆発を恐れながら、エンジンをかけてみると、、、

ブルン!

なんと!エンジンかかったのです。
しかし、エンジン下からものすごい勢いでオイルが噴出してきました。
慌ててエンジンを止めて、、、どうしようか?と、やいのやいの言っていると、
そこに、、、

ウゥ〜 ウゥ〜

パトカー登場です。

2人で、もしかしたら助けてくれるかも?と思ったのも、つかの間、
「こら!お前ら!ローリング族か!!」
はぁあ????
何のこっちゃ??
訳がわかりませんでした。
(ネーミングでなんとなくはわかりましたが...)

「ロ、ロ、ローリング族って何ですか??」
警察「とぼけるな!ここらへんでブイブイいわしとったんやろが!」
「いえ。違います。初心者なんで、だた事故りました。」
と言うと、警察はなにも見なっかたかのように、
「じゃあ、頑張れよ!!」
と言い残しウゥ〜 ウゥ〜 と去っていきました。

って、おい!!助けてくれよ!!!
この頃は携帯などもなく、近くに電話もなかったのに、警察は知らん振りです。

その後はぼくの原付でZXRのナンバー部分を足で押す、
属に言う「ケツ押し」で帰ってきました。

【教訓!】
人間は結構頑丈に出来ている。(人によるが)
恥ずかしげもなく、「ローリング族」と言える警官はすばらしい!